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出資金返還を求め 千人が道路封鎖

2014年12月08日

 

【新唐人2014年12月08日】河南省では最近、多くの信用保証会社が倒産しました。出資金を返還しないまま倒産したため、出資者たちが連日抗議活動を行っています。3日、平頂山市の帝峰担保公司の前には出資金返還を求め、およそ1000人が集まりました。当局は装甲車3台を出動させ、警備に当たりました。

 

12月2日から、平頂山市の帝峰担保公司に出資した人々が会社の前に集まり、出資金返還を求めました。抗議者たちが近くの道路を塞いだため、渋滞が発生しました。地元市民によると、3日と4日、当局は大勢の警察を現場に出動させたうえ、装甲車3台が現場の警備にあたりました。

 

河南省平頂山市民 何さん

「平頂山では現在6〜7社に問題が現れ、資金繰りが悪くなったため、社長が姿を消し、電話も通じません。河南省全体がこの様な状況です。昨日は1000人以上が集まりましたが、暴力を振るっていました。50〜60代の人もおり、退職金を出資した人もいました」

 

このほか、新郷市の騰飛担保公司も資金チェーンが断裂し、返金ができなくなっています。5万以上の家庭が被害を受け、被害総額は100億元に上るそうです。このため、11月26日から、毎日1000人以上が騰飛担保公司に出資金返還を求め、道路を塞いでいます。

 

河南省新郷市 郭さん

「『騰飛』には毎日多くの人が集まり、出資金返還を求めています。人が多くなると退散させられました。私も20万元出資しましたが、全て失いました。ご飯を食べる金もなく、病院に行く金すらありません」

 

この他にも、河南省鄭州市の東捷(とうしょう)物流公司、平頂山市の億通投資担保公司、新郷市の飛龍投資担保公司などでも最近、返金不可能あるいは社長が金を持ち逃げしたため、多くの被害者が道路を封鎖、または政府庁舎を取り囲むなどの抗議活動を展開しています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/04/a1158901.html (中国語)         

(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

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